Colin Raff – Sintaktik
コリン・ラフはベルリン在住のアメリカ人アーティスト。骨董市で古写真を蒐集し、かつてこの世に存在した名の知れぬ人びとの顔や体をパーツごとに分解し、組み立てなおしてしまう男。彼によって生み出された人造人間たちは、かつて(今も?)「言語に関わる仕事に就いていた」のだというコリンが綴る奇妙かつ難解な物語の登場人物を演じさせられることになる。アニメーションの制作に意欲的で、その作風のせいもあってミームの温床であるTikTokや InstagramといったSNSとの親和性が極めて高い。ティム・バートンの映画音楽を手がけたダニー・エルフマンが今年春のコーチェラのパフォーマンスでコリンのアニメーションを使用した際は驚かされたが、なんだか納得。
アート倉持